恩田の石碑・石仏

恩田の道を歩いていると、路地の片隅や垣根の隙間などちょっとしたスペースに、古い石碑や石仏を見つけることができます。


地神塔、道祖神、庚申塔、地蔵、馬頭観音などです。



地神はその名のとおり、地の神です。恩田は古くから農村ですから農業の神様とも言えます。

農家の間では地神講という集まりがありました。地神講では、毎年春と秋の地神を祀る日に田畑を触ると祟るとされ、皆で仕事を休んで集まって、ご馳走を食べお酒を飲んで過ごしました。

地神塔は五穀成就を願い、また収穫を感謝して建てられた石碑です。



庚申塔は庚申講が建てた石碑です。

庚申講では、人の体の中にその人の悪行を監視している三尸の虫が居て、60日に一度巡ってくる日干支が庚申となる日の晩、寝ている間に、その虫たちが閻魔大王に悪行を報告しに行くとされていました。

でも些細な悪行のひとつもしない人はそうそう居ませんから、ならば寝なければいいじゃないという訳で、やはり皆で集まって朝まで夜通しお酒を飲んでいました。

庚申塔は、それを一定の回数繰り返したときに三尸の虫を祓ったとして、その記念と供養のために建てられた石碑です。

庚申塔に彫られる三猿には、悪事を見ないでね、聞かないでね、言わないでね
という意味があります。


恩田には、昔の人々が様々な思いで建てた石碑や石像が、あちらこちらに佇んでいます。

その位置は数が多いので恩田の地図の中に載せました。



▲ 石碑石仏の位置 クリックすると大きな地図を開きます。

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