三皇社の庚申塔
【2017/6/11追記】
内田(恩田町)の天王社と三皇社(山王社)および境内の稲荷社と庚申塔は、2017年6月上旬に薬師堂境内へ遷座・移設されました。このメモの内容は遷座・移設以前の情報がベースになっています。(追記ここまで)
恩田町内田の三皇社の境内に庚申塔があります。恩田町2375番地です。
境内に立ち並んだ3つの社のうち、一番右側の天王社のさらに右側に置かれています。
庚申塔
正面右: 天下泰平国土安全
正面中央: (日・月・青面金剛立像・邪鬼・二鶏・三猿像)
正面下段: (氏名12名)
右側面: 寶暦九年己卯九月吉日 武刕都築郡上恩田村
寶暦9年(1759年)の庚申塔です。正面中央には庚申塔としてよく見られるフルセットの尊像が彫られています。
「置き忘られた郷土史」という文献によれば、元からここにあったのではなく明治時代の初め頃に寄贈されたもので、荒神様と呼ばれているそうです。
頂が苔に覆われた様子が良い風情を醸し出しています。
参考文献: 置き忘られた郷土史
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