内田(恩田町)の千手観音

中恩田橋から奈良方面にこどもの国通りを300mほど進んだところの南福寺の隣に内田の千手観音堂があります。恩田町2221番地です。



通りからは少し奥まったところにあります。



奈良方面行きの内田バス停のところから奈良川のほうを見ると奥に小さなお堂がチラっと見えます。



内田の千手観音堂です。



中には石仏がひとつ置かれています。


馬頭観音

 正面: (馬頭観音坐像)
 正面左: 享和三癸亥正月吉祥日



享和3年(1803年)の馬頭観音です。このお堂は千手観音堂ということになっていますが、石仏に彫られた像容は二臂で憤怒の表情をし頭には馬頭のようなものが載っているので、千手観音ではなく馬頭観音のようです。

観音堂の外壁には寄進者の芳名録が掲げられています。


芳名録

 正面:
    内田千手観音堂新築寄付者御芳名
    (氏名55名・法人名1法人)
    昭和四拾六年八月拾七日
    内田講中



芳名録の内容から、この観音堂は昭和46年(1971年)ごろに建てられたものと推測できます。

観音堂の裏側には奈良川が流れています。



昔は内田の尾根から下ってきた道がこの辺りで内田前橋という橋で奈良川を渡っていました。この石仏が作られた頃はその通り沿いに置かれていたのかもしれません。

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