内田(恩田町)の石仏群

このサイトを始めた頃に一度訪れたのにメモせず忘れてしまっていた石仏を、最近再発見しました。

こどもの国通り沿いの薬師堂南福寺のちょうど中間辺りから、内田の尾根に上っていく道があります。



車は通り抜けられない狭い道です。



この道を進んでいくと階段に差し掛かります。



この階段を少し登ったところの左側に小さな石仏群があります。恩田町2194番地先です。



何か通称があるかもしれませんが、ひとまず内田の石仏群と呼ぶことにします。

3体の石仏が並んでいます。



左から順に、地蔵、馬頭観音、そして主尊不明の石仏です。


地蔵

 (地蔵立像)


銘らしいものも見当たらずいつ造られたものか分かりませんが、地蔵像です。


馬頭観音

 正面中央: (馬頭観音立像)
 正面右: 文化(他判読できず)
 正面左: 田(他判読できず)


文化時代(1804年~1818年)の頃に造られたとみられる馬頭観音像です。


主尊不明の石仏

 正面中央: (坐像)


これも銘らしいものは見当たりませんでした。主尊が何であるかも分かりません。


3体いずれもよく似た石質で同じぐらいの風化具合であるところからみて、近い時代、つまり馬頭観音に刻まれていた文化(1804年~1818年)の頃に作られたのではないかと思います。

長い間雨晒しで路傍に佇んでいたのかもしれませんが、風化で角が取れた丸い表情と小さめのサイズが相まって、とても暖かい雰囲気を醸し出しています。


この道をさらに登っていくと、竹やぶを抜けて内田の尾根の中腹を通る足利街道に突き当たります。



昔はさらに直進して尾根を越え、白山谷のほうへ続いていたようです。

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